遊戯王OCGの2007年9月制限で活躍したライトロードデッキのデッキレシピ(リミテッドデュエル対応)です。当時の環境立ち位置やデッキの回し方の他、採用候補カードや当時流行したサイドデッキについても紹介しているので、2007年9月制限のライトロードを構築する際の参考にしてください。
2007年9月制限デッキ | |
---|---|
ライトロード | 剣闘獣 |
デステニーダムド | ダムドビート |
スキドレバルバ | HEROビート |
ガイアワンキル | 閃光パキガジェ |
目次
ライトロード(2007年9月制限)の概要
ライトロードの環境での立ち位置
ライトロードは5期最後に登場したパック「ライト・オブ・デストラクション」で実装されたテーマで、使いやすさ、カードパワー、1パックでほとんどが完結するなど多くの要因から当時大流行したデッキとなります。
登場日は2008年2月23日ということで、2007年9月制限に分類されますが、翌年2008年夏に開催された選考会や世界大会でも活躍しており、名実共に最高クラスのデッキと呼んで良いでしょう。
これ以降も墓地肥やしを行いながらライトロードモンスターをサーチできる《光の援軍》が2009年9月に登場。純正ライトロードだけではなく、アンデットと組み合わせた「ライロアンデ」など、登場から長きに渡って環境トップで活躍し続けました。
ライトロードのデッキレシピ
ライトロードのサンプルデッキレシピ
メインデッキ
モンスター | 枚数 |
《裁きの龍》 | 3 |
《ライトロード・エンジェル ケルビム》 | 2 |
《ライトロード・ビースト ウォルフ》 | 3 |
《ライトロード・ウォリアー ガロス》 | 2 |
《ライトロード・パラディン ジェイン》 | 2 |
《ライトロード・マジシャン ライラ》 | 3 |
《オネスト》 | 3 |
《ライトロード・サモナー ルミナス》 | 3 |
《ネクロ・ガードナー》 | 3 |
《ライトロード・ハンター ライコウ》 | 2 |
魔法 | 枚数 |
《大嵐》 | 1 |
《大寒波》 | 3 |
《増援》 | 2 |
《ソーラー・エクスチェンジ》 | 3 |
《封印の黄金櫃》 | 1 |
《早すぎた埋葬》 | 1 |
罠 | 枚数 |
《激流葬》 | 1 |
《ダスト・シュート》 | 1 |
《光の召集》 | 2 |
融合 | 枚数 |
《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》 | 3 |
サイドデッキ
モンスター | 枚数 |
《冥府の使者ゴーズ》 | 1 |
《サイバー・ドラゴン》 | 3 |
《カードガンナー》 | 1 |
《D.D.クロウ》 | 3 |
魔法 | 枚数 |
《洗脳-ブレインコントロール》 | 1 |
《サイクロン》 | 1 |
罠 | 枚数 |
《奈落の落とし穴》 | 2 |
《マインドクラッシュ》 | 1 |
《王宮のお触れ》 | 2 |
ライトロードの採用候補カード
モンスター |
《ライトロード・ドラゴン グラゴニス》 |
《創世の預言者》 |
《ファントム・オブ・カオス》 |
《クリッター》 |
魔法 |
《おろかな埋葬》 |
《貪欲な壺》 |
《ライトニング・ボルテックス》 |
《死者転生》 |
《我が身を盾に》 |
罠 |
《閃光のイリュージョン》 |
ライトロードの立ち回り
先攻の場合はルミナスガロスを目指す
ライトロードデッキの理想的な先攻展開は《ライトロード・サモナー ルミナス》+《ライトロード・ウォリアー ガロス》の成立です。この2体が並ぶことで合計5枚の墓地肥やしができるだけではなく、《ライトロード・ウォリアー ガロス》の効果で最大2枚のドローも狙えます。
《オネスト》や《ネクロ・ガードナー》で《ライトロード・サモナー ルミナス》を守る動きを取れば次ターンに召喚権を使わずに《ライトロード・マジシャン ライラ》を特殊召喚したり、リリース要因を確保して《ライトロード・エンジェル ケルビム》を召喚することも可能となります。
ボードアドバンテージを稼いでビートダウン
《ライトロード・サモナー ルミナス》や《ライトロード・ビースト ウォルフ》の展開力があればたとえ《裁きの龍》を引いていない場合でもビートで押し切ることも可能。
特にこの時代には対策が難しかった《オネスト》が2枚以上あると一気にダメージを奪うことができました。
墓地を肥やして裁きの龍を狙う
なんと言ってもライトロードデッキの切り札は《裁きの龍》です。
早い段階で墓地に4種類以上のライトロードモンスターを揃えて《裁きの龍》を特殊召喚できる体制を整えましょう。
ライトロードの理想的な勝ち方
大寒波+裁きの龍で一掃
この当時3枚使用することができた《大寒波》はライトロードデッキと相性が良く、多くの罠デッキを苦しめていました。
《大寒波》と《裁きの龍》でフィールド上のカードを一掃して勝負を決めるパターンが理想的で、他にも《ライトロード・エンジェル ケルビム》や《ファントム・オブ・カオス》でも盤面を崩すことが狙えました。
ライトロードの対策・有効カード
ライトロードの対策
墓地除外が有効
デッキ内に採用されているカードの大半が墓地に関連するカードなので、カードを墓地へ送ることができない《次元の裂け目》や《マクロコスモス》の維持が一番有効な対策となります。
ただし、先攻展開をされてしまうと充分な効果を発揮しない点や《ライトロード・マジシャン ライラ》や《ライトロード・ハンター ライコウ》といったバック干渉カードも多く、メタデッキが台頭することはほとんどありませんでした。
カードプールが増えた2009年中期になると《次元の裂け目》や《マクロコスモス》を積んだ「次元エアトス」が流行することになります。
裁きの龍を対処する
リミテッドデュエルだけで考えると当時は使用できなモンスターの召喚・特殊召喚時の優先権効果発動が行えません。
そのため、《奈落の落とし穴》や《激流葬》など召喚時の除去カードが有効となります。
また、罠系のデッキであれば《王宮のお触れ》からも掻い潜れる《我が身を盾に》も有効なカードとなります。
ライトロードへの有効カード
D.D.クロウ
《D.D.クロウ》は《ライトロード・サモナー ルミナス》や《死者転生》に対して有効な手札誘発カードです。
墓地のカードを除外できるだけではなく、1対1交換以上が見込める点や《ゴッドバードアタック》のコスト、《ダーク・アームド・ドラゴン》の種類稼ぎにも活用可能です。
マジック・ドレイン
《マジック・ドレイン》は2008年世界大会優勝者のデッキに採用されたカウンター罠で、《ソーラー・エクスチェンジ》に対して2-1交換が見込めます。
デッキ内の魔法カードが少ないライトロードの傾向を利用した驚きの採用として当時注目されました。余談ですが、ヴァリアブルブックを読んでいたら発見したと本人談があるカードです。
コメント
aift37