【遊戯王】チェーンバーンデッキのレシピ【2007年3月制限】

遊戯王OCGの2007年3月制限で活躍したチェーンバーンデッキのデッキレシピです。当時の環境立ち位置やデッキの回し方の他、採用候補カードや当時流行したサイドデッキについても紹介しているので、2007年3月制限のチェーンバーンを構築する際の参考にしてください。

2007年3月制限デッキ
デステニーライダー	寒波バブ帝
代償ガジェ	ハイビート
デミスドーザー	チェーンバーン

目次

チェーンバーン(2007年3月制限)の概要

チェーンバーンの環境での立ち位置

チェーンバーンは2006年8月に登場した「CYBERDARK IMPACT」に収録されている”チェーン数によって効果を得る”《連鎖爆撃》や《積み上げる幸福》を採用したバーンデッキで、これまでのロックバーンと比較をすると1枚で2枚のカードを引ける《積み上げる幸福》《無謀な欲張り》が採用されている他、ドローカードが豊富なこともあり、キーカードが引き込みやすい点が魅力となっているデッキです。

2007年3月制限では《連鎖爆撃》が無制限から制限へと規制を受けてしまったため、全盛期の強さはなくなってしまいましたが、EXデュエルに強いことや天敵となる《王宮のお触れ》がサイドデッキ含めて採用率が低かったことなどから2007年シーズンの選考会でも使用者がいたデッキとなっています。

チェーンバーンのデッキレシピ

チェーンバーンのサンプルデッキレシピ

メインデッキ

サイドデッキ

チェーンバーンの立ち回り

チェーンを稼ぐことを意識する

チェーンバーンデッキはチェーン4以降に発動することで2ドローできる《積み上げる幸福》を発動できるかが勝負の鍵を握ります。自身のカードだけでチェーン4を組むことは難しいため、相手のカード発動にチェーンをする形でチェーン数を稼ぐことも意識する必要があります。

また、《積み上げる幸福》は”同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動している場合、このカードは発動できない”とありますが、チェーン4《積み上げる幸福》、チェーン5《積み上げる幸福》と2枚同時に発動することも可能で、これによって一気にバーンカードを引き込むことを狙うデッキとなっています。

バーンカードでダメージを与える

これまでのバーンデッキと同じく《自業自得》《仕込みマシンガン》《おジャマトリオ》などを使ってライフポイントを削る戦い方をしていきます。

《死霊ゾーマ》や《ディメンション・ウォール》など相手の攻撃を利用してダメージを与えるカードも存在するため、攻撃をするタイミングや順番も対戦する際には重要になります。

チェーンバーンの理想的な勝ち方

バーンカードでライフポイントを削って勝利

2007年3月制限では、メインデッキに《王宮のお触れ》や《人造人間－サイコ・ショッカー》のような露骨なメタカードが入ったデッキはほとんど見られなかったため、1本目はバーンカードでライフポイントを削って勝利を目指します。

2本目以降はバックに対するメタカードや《D-HERO Bloo-D》といった対策が投入されるため、それを見越した戦い方が求められます。

EXデュエルに持ち込んでライフ差で勝利

2007年3月制限の環境上位デッキは基本的に一気にライフポイントを奪えるデッキが少ないため、EXデュエルに持ち込んでライフ差で勝利するプランも有効です。

ただし、この環境で多く採用されている《大寒波》は大の苦手カードなので注意しましょう。

チェーンバーンの対策・有効カード

チェーンバーンの対策

サイクロンや砂塵の大竜巻でバックカードを破壊

《サイクロン》や《砂塵の大竜巻》などでエンドフェイズにバックカードを1枚破壊されるだけでチェーン数が足りなくなることがあるため、対策としては有効となる部類です。

《大嵐》や《氷帝メビウス》も有効ではありますが、全てフリーチェーンのカードでチェーン数を稼がれるだけになる可能性もあるので、ロックカードが見えていて絶対に破壊したい場合など発動タイミングには注意しましょう。

チェーンバーンへの有効カード

王宮のお触れ

デッキ内に大半が罠カードで構成されているため、《王宮のお触れ》や《人造人間－サイコ・ショッカー》は天敵となるカードです。

2007年3月制限でも一部のデッキには採用されていた《王宮のお触れ》に対してはチェーンで破壊が狙える《サイクロン》と《一陣の風》がメタのメタとして投入されることも多くありました。