【遊戯王】ハイビートデッキのレシピ【2007年3月制限】

遊戯王OCGの2007年3月制限で活躍したハイビートデッキのデッキレシピです。当時の環境立ち位置やデッキの回し方の他、採用候補カードや当時流行したサイドデッキについても紹介しているので、2007年3月制限のハイビートを構築する際の参考にしてください。

2007年3月制限デッキ
デステニーライダー	寒波バブ帝
代償ガジェ	ハイビート
デミスドーザー	チェーンバーン

目次

ハイビート(2007年3月制限)の概要

ハイビートの環境での立ち位置

2007年3月制限では、1枚である程度の役割を持ったモンスターを中心に構成されるハイビート(スタンダード)デッキも流行していました。この時期のハイビートデッキは2006年9月制限で流行した《E・HERO エアーマン》が軸となる「サイカリエアー」が背景にあり、制限指定を受けた《E・HERO エアーマン》はデッキから抜け、環境に合わせたカードが採用されることになります。

《サイバー・ドラゴン》や《死霊騎士デスカリバー・ナイト》を筆頭に打点の高いモンスターが多く、早い決着に持ち込みやすいデッキであるため、スローテンポのデッキが多い2007年3月環境では比較的優位な立ち位置となる印象です。

同じ期間であっても流行具合やプレイスタイルによって採用カードを入れ替えられる使用者の色が出やすいデッキとなっています。

ハイビートのデッキレシピ

ハイビートのサンプルデッキレシピ

メインデッキ

サイドデッキ

ハイビートの立ち回り

モンスター+除去カードで構える

ハイビートデッキは盤面にモンスターをキープしながら除去カードを使って相手の展開を止める動きが基本となります。

カード損失がない戦闘破壊によるアドバンテージや除去カードを使って最低でも1-1交換以上を狙いましょう。

ハイビートの理想的な勝ち方

早いターンでライフポイントを奪って勝利

召喚権を使用しない《サイバー・ドラゴン》や1900ラインの《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《ボタニカル・ライオ》によって早い段階で相手のライフポイントを詰めることができるのもハイビートデッキの魅力です。

見かけることがほとんどない《ボタニカル・ライオ》の攻撃力上昇効果は永続効果なので、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》とも相性が良く、さらには《キラー・トマト》が横に並ぶことで攻撃力が2200となります。

サイドチェンジ後のカードを守って完封勝ち

他の環境デッキでは採用しにくい《神の宣告》が無理なく採用できるため、サイドチェンジ後に投入したメタカードを守りながら戦うことも可能です。

《閃光の追放者》や《生贄封じの仮面》といった早い段階で召喚・発動できれば完封勝ちできるカードがサイドデッキに入ることが多くありました。

ハイビートの対策・有効カード

ハイビートの対策

攻撃力が上回る帝モンスターなどが有効

基本的には《サイバー・ドラゴン》の攻撃力2100が最大値となるため、攻撃力2400以上を持つ帝モンスターが有効となります。

また、帝系デッキには《黄泉ガエル》が採用されていることが多く、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》が機能しなくなることも考えられます。

ハイビートへの有効カード

死のデッキ破壊ウイルス

《死のデッキ破壊ウイルス》は攻撃力1500以上のモンスターが大半となるメタビートデッキに対して非常に有効です。

魂を削る死霊・マシュマロン

突破手段が限られているため、《魂を削る死霊》や《マシュマロン》のような戦闘破壊されないモンスターは有効です。

戦闘破壊されないモンスターやリクルーターに有効な《ドリルロイド》の採用を見られました。