遊戯王OCGの4期に収録されたソウル・オブ・ザ・デュエリストの収録カードと注目ポイントをまとめた記事です。登場当時に注目を集めたテーマやカードを紹介している他、遊戯王の歴史についても触れているので、遊戯王の過去環境を調べる際の参考にしてください。
目次
ソウル・オブ・ザ・デュエリストの登場日
パック発売日 | 2004年5月27日 |
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before | after |
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ファラオの遺産 | ライズ・オブ・デスティニー |
ソウル・オブ・ザ・デュエリストの注目ポイント
4期最初に登場したパック
「ソウル・オブ・ザ・デュエリスト」は記念すべき4期初登場となったパックです。4期から現在に至るまでカード絵柄下に記載される略号はパックの頭文字となっています。(ソウル・オブ・ザ・デュエリストはSOD)
また、カード収録枚数も4期から60種類と増えています。
レベル系モンスターが登場
「ソウル・オブ・ザ・デュエリスト」より特定の条件下で手札・デッキから特殊召喚ができるレベル系モンスターが登場しました。魔法カードを無効化できる上級レベルモンスター《ホルスの黒炎竜 LV8》など環境で活躍したモンスターも多く存在します。
レベルモンスターは効果が強く、テーマに準じた使われ方以外にも《暗黒のミミック LV1》や《ミスティック・ソードマン LV2》のように単体採用されたケースも多く存在します。
リメイクカードが収録
1期に登場した下級モンスターカードが上級モンスターとなりリメイクされています。上級モンスターということで使い勝手が悪く環境で使われることはほぼありませんでした。
リメイクカード一覧 | ||
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《アクア・マドール》 | → | 《ネオアクア・マドール》 |
《人喰い虫》 | → | 《使徒喰い虫》 |
《ムカムカ》 | → | 《激昂のムカムカ》 |
《ハネハネ》 | → | 《派手ハネ》 |
ソウル・オブ・ザ・デュエリストの注目カード
氷帝メビウス
帝シリーズ2枚目のモンスター《氷帝メビウス》は《雷帝ザボルグ》の対となる魔法・罠カードを2枚まで破壊できる効果を持ちます。【黄泉獅子帝】など帝デッキ初期の基盤となったモンスターでありながらロックカードを一度に破壊できる汎用性の高さから2005年前後に活躍した多くの環境デッキのサイドに採用されました。相手のモンスターを除去しながらバックカードも破壊できる「クロソメビ」も当時の代名詞として流行しました。
ホルスの黒炎竜
「ホルスの黒炎竜」は他のレベルシリーズと比較をするとある程度は環境で活躍したテーマとなります。使われたカードは《ホルスの黒炎竜 LV6》《ホルスの黒炎竜 LV8》がメインで《ホルスの黒炎竜 LV4》から特殊召喚を狙う使われ方はあまり見られませんでした。
魔法カードを全て無効化できる《ホルスの黒炎竜 LV8》と《王宮のお触れ》を組み合わせた【お触れホルス】は決まれば強力なものの、この当時《同族感染ウィルス》《異次元の女戦士》《ならず者傭兵部隊》などモンスター効果での突破手段も豊富に採用されていたことからデッキの知名度ほど活躍することはありませんでした。スタンダードな使われ方以外には《デビル・フランケン》から《竜魔人 キングドラグーン》《ホルスの黒炎竜 LV6》と展開をして対象に取られない《ホルスの黒炎竜 LV8》を狙うこともありました。
マインドクラッシュ
《マインドクラッシュ》が登場した2004年当時はハンデス三種の神器(押収 いたずら好きな双子悪魔 強引な番兵)が使用できたことやサーチを要するデッキが少なかったこともあり、環境で使われることはほとんどありませんでした。
その後三種の神器が全て禁止指定を受け、ハンドピーピングが可能な《ダスト・シュート》と組み合わせる形で《マインドクラッシュ》も評価されることとなります。この《ダスト・シュート》《マインドクラッシュ》ギミックを搭載した最初のデッキ【ダークゴーズ】は2006年9月制限で大流行。その後も強力なサーチカードが増えたことで《マインドクラッシュ》は長い期間使用されることになります。
暗黒のミミック LV1
《暗黒のミミック LV1》はレベルモンスターとしての活用ではなくシンプルな1ドロー効果が優秀な下級モンスターとして【変異カオス】などに使用されることがあったカードです。レベル1ということで《突然変異》から《サウザンド・アイズ・サクリファイス》の特殊召喚が狙えたり《死のデッキ破壊ウイルス》の媒体に使えたりと同じ効果の《スケルエンジェル》や《魔装機関車 デコイチ》より優先して採用されることも多くありました。
忍者マスター SASUKE
《忍者マスター SASUKE》は表側守備表示のモンスターをダメージ計算前に破壊できる攻撃力1800の汎用的な下級モンスターです。当時としては申し分ないステータスと《増援》からサーチができる使い勝手の良さから【戦士スタン】などに採用されていました。スタンダードタイプのデッキでは対処の難しい《魂を削る死霊》や《マシュマロン》をアドバンテージの損失なく破壊できるのは非常に優秀でした。その後、裏側守備表示のリクルーターモンスターも突破できる《ドリルロイド》が登場し互換性はあるものの、採用を見送ることが多くなっています。
ミスティック・ソードマン LV2
《ミスティック・ソードマン LV2》は裏側守備表示モンスターを破壊できる下級として当時は多くのデッキピンポイントで採用されていたモンスターです。カードを消費せずにリバースモンスターに対応できる点や《増援》《クリッター》でサーチができる点など小回りが効くため、非常に重宝されたカードとなっています。
ソウル・オブ・ザ・デュエリストの収録カード一覧
《ネオアクア・マドール》
《骨犬マロン》
《スカゴブリン》
《アルティメット・インセクト LV1》
《ホルスの黒炎竜 LV4》
《ホルスの黒炎竜 LV6》
《ホルスの黒炎竜 LV8》
《暗黒のミミック LV1》
《暗黒のミミック LV3》
《ミスティック・ソードマン LV2》
《ミスティック・ソードマン LV4》
《アームド・ドラゴン LV3》
《アームド・ドラゴン LV5》
《アームド・ドラゴン LV7》
《ホルスのしもべ》
《黒竜の雛》
《怨念のキラードール》
《忍者マスター SASUKE》
《幻惑のラフレシア》
《超熱血球児》
《氷帝メビウス》
《エレメント・ドラゴン》
《エレメント・ソルジャー》
《共鳴虫》
《仮面竜》
《マインド・オン・エア》
《ヒゲアンコウ》
《トロイホース》
《使徒喰い虫》
《激昂のムカムカ》
《派手ハネ》
《月の女戦士》
《おジャマ・キング》
《マスター・オブ・OZ》
《クリッチー》
《闇の量産工場》
《ハンマーシュート》
《記憶抹消》
《深淵の指名者》
《レベルアップ!》
《黒炎弾》
《エクトプラズマー》
《四次元の墓》
《ツーマンセルバトル》
《大波小波》
《フュージョン・ウェポン》
《リチュアル・ウェポン》
《挑発》
《絶体絶命》
《スピリットバリア》
《忍法 空蝉の術》
《衰弱の霧》
《大暴落》
《グリード》
《マインドクラッシュ》
《無効》
《ゴーゴンの眼》
《セメタリー・ボム》
《ホーリーライフバリアー》
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