遊戯王OCGの2011年3月制限で活躍したラギア(兎ラギア)デッキのデッキレシピ(2024年10月開催のリミテッドデュエル対応)です。当時の環境立ち位置やデッキの回し方の他、採用候補カードや当時流行したサイドデッキについても紹介しているので、2011年3月制限のラギアを構築する際の参考にしてください。
2011年3月制限デッキ | |
---|---|
六武衆 | ラギア |
TGガジェット | カラクリ |
ヒーロービート | ジュラック |
デブリダンディ | 代行天使 |
暗黒界 | 旋風BF |
スキドレTG | ワーム |
目次
ラギア(2011年3月制限)の概要
ラギアの環境での立ち位置
《レスキューラビット》を軸に《エヴォルカイザー・ラギア》などのランク4エクシーズモンスターで戦う通称「兎ラギア」は2011年選考会の直後(2011年7月16日)に発売されたことから選考会では使用することができなかったテーマとなります。
そのため、日本のトーナメントシーンで《レスキューラビット》を多く見かけるようになったのは「破滅の邪龍ウロボロス!!」で《ヴェルズ・オピオン》が登場した以降と言って良いでしょう。
TCG圏内では、ひと足早く2011年5月10に登場した「EXTREME VICTORY」収録の《魔界発現世行きデスガイド》と組み合わせて、除外された《レスキューラビット》を《虚空海竜リヴァイエール》で特殊召喚するといった動きも流行していました。
高い攻撃力を持つ下級モンスターでライフを奪うビートダウン寄りの動きが基本線で、試合を左右する分岐点も比較的少ないため、この環境を始めたばかりの初心者にもおすすめのデッキとして親しまれています。
ラギアのデッキレシピ
ラギアのサンプルデッキレシピ
メインデッキ
モンスター | 枚数 |
《ジェネティック・ワーウルフ》 | 3 |
《セイバーザウルス》 | 3 |
《ライオウ》 | 3 |
《魔導戦士 ブレイカー》 | 3 |
《レスキューラビット》 | 3 |
魔法 | 枚数 |
《ブラック・ホール》 | 1 |
《強欲で謙虚な壺》 | 3 |
《禁じられた聖槍》 | 3 |
《サイクロン》 | 2 |
罠 | 枚数 |
《神の宣告》 | 1 |
《神の警告》 | 2 |
《盗賊の七つ道具》 | 3 |
《聖なるバリア -ミラーフォース-》 | 1 |
《奈落の落とし穴》 | 2 |
《強制脱出装置》 | 3 |
《次元幽閉》 | 3 |
《王宮の弾圧》 | 1 |
エクストラ | 枚数 |
《V・HERO アドレイション》 | 1 |
《E・HERO The シャイニング》 | 3 |
《E・HERO アブソルートZero》 | 1 |
《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》 | 2 |
《ジェムナイト・パール》 | 1 |
《No.39 希望皇ホープ》 | 1 |
《ヴァイロン・ディシグマ》 | 1 |
《エヴォルカイザー・ラギア》 | 1 |
《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》 | 1 |
《イビリチュア・メロウガイスト》 | 1 |
《発条機甲ゼンマイスター》 | 1 |
《インヴェルズ・ローチ》 | 1 |
《No.17 リバイス・ドラゴン》 | 1 |
《虚空海竜リヴァイエール》 | 1 |
サイドデッキ
モンスター | 枚数 |
《サイバー・ドラゴン》 | 2 |
《フォッシル・ダイナ パキケファロ》 | 2 |
《N・グラン・モール》 | 1 |
《スノーマンイーター》 | 3 |
魔法 | 枚数 |
《抹殺の使徒》 | 2 |
《超融合》 | 2 |
罠 | 枚数 |
《スキルドレイン》 | 3 |
ラギアの採用候補カード
モンスター |
《大くしゃみのカバザウルス》 |
《ジュラック・グアイバ》 |
《異次元の女戦士》 |
魔法 |
《死者蘇生》 |
《禁じられた聖杯》 |
《次元の裂け目》 |
罠 |
《激流葬》 |
《砂塵の大竜巻》 |
《ダスト・シュート》 |
《マクロコスモス》 |
ラギアの立ち回り
モンスター+魔法・罠カードで構える
ラギアデッキは《エヴォルカイザー・ラギア》や《ライオウ》のような相手の動きを制圧できるモンスターと魔法・罠カードで構える立ち回りが基本となります。
デッキ内のモンスター数やサーチ手段が少ないことからモンスターに対して除去を受けてしまうと厳しい展開になるため、状況によっては無理に展開をせずに《神の宣告》や《盗賊の七つ道具》をセットしてからや《魔導戦士 ブレイカー》等でバックカードを踏んでからの展開も考慮しましょう。
魔法・罠カードは全てセットしてOK
2011年3月制限はバックカードを全て破壊できる《大嵐》が禁止となっているため、引いた魔法・罠カードは基本的に温存せず全てセットしましょう。
ブラフカードも一緒にセットすることによって《サイクロン》や《砂塵の大竜巻》から本命カードを守れる確率が上昇します。
ラギアの理想的な勝ち方
ラギアをエクシーズ召喚して押し切る
《レスキューラビット》から《エヴォルカイザー・ラギア》をエクシーズ召喚して、そのまま除去カードを無視しつつモンスターを並べてライフを削り切る動きが理想となります。
《エヴォルカイザー・ラギア》が成立することによって《聖なるバリア -ミラーフォース-》や《激流葬》といった全体除去も無視できるため、早い段階でモンスターを並べて勝負を決めましょう。
サイドチェンジ後はスキルドレインが有効
2戦目以降は《エヴォルカイザー・ラギア》を1枚で突破できる《スノーマンイーター》や《異次元の女戦士》が多く投入されます。
そのため、《スキルドレイン》をサイドデッキから投入して全体のモンスター効果を無効化して、除去カードと攻撃力の高いモンスターの組み合わせでライフを取ることを意識しましょう。
ラギアの対策・有効カード
ラギアの対策
モンスターへの除去が有効
ラギアデッキはデッキ内のモンスター数が少ないため、モンスター効果による除去で1対1交換を取る動きが有効となります。
ビート系デッキであれば攻撃要因としても扱える《異次元の女戦士》や《D.D.アサイラント》、展開系デッキであればライフカットも狙える《スノーマンイーター》や《ライトロード・ハンター ライコウ》がおすすめです。
ラギアへの有効カード
スノーマンイーター
《スノーマンイーター》は《エヴォルカイザー・ラギア》と1対1交換ができるのはもちろん、《ライオウ》や《セイバーザウルス》に戦闘破壊されないステータスが特に有効です。
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