遊戯王OCGの2006年3月制限で活躍した次元キメラ(未来オーバー)デッキのデッキレシピです。当時の環境立ち位置やデッキの回し方の他、採用候補カードや当時流行したサイドデッキについても紹介しているので、2006年3月制限の次元キメラを構築する際の参考にしてください。
2006年3月制限デッキ | |
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次元キメラ | スキドレバブーン |
閃光ガジェ | サモプリクレイン |
目次
次元キメラ(2006年3月制限)の概要
次元キメラの環境での立ち位置
2006年3月制限の次元キメラはこの年7月に開催された日本代表決定戦(選考会)の約2ヶ月前に登場した「POWER OF THE DUELIST」の収録カードからなるデッキで、《未来融合-フューチャー・フュージョン》《オーバーロード・フュージョン》が揃えば高い攻撃力を持つ《キメラテック・オーバー・ドラゴン》が容易に特殊召喚できる新タイプのワンキルデッキでした。
鍵を握る全てのカードが3枚ずつ使えたこともあり、デッキパワーは間違いなく当時のNo.1でしたが、登場からの期間が短く研究し尽くされないまま選考会を迎えてしまった不遇なテーマと言えるでしょう。
選考会では最高成績ベスト8と日本代表を獲得することはできませんでしたが、発売時期がもう少し早ければ結果は違っていたのかもしれません。また、次の制限改訂(2006年9月制限)で《未来融合-フューチャー・フュージョン》が制限規制を受けて、デッキとして成り立ちにくくなってしまった短命なテーマでもあります。
次元キメラのデッキレシピ
次元キメラのサンプルデッキレシピ
メインデッキ
モンスター | 枚数 |
《リボルバー・ドラゴン》 | 2 |
《人造人間-サイコ・ショッカー》 | 1 |
《ブローバック・ドラゴン》 | 3 |
《サイバー・ドラゴン》 | 3 |
《マジック・キャンセラー》 | 2 |
《魔装機関車 デコイチ》 | 3 |
《メタモルポット》 | 1 |
《魔導雑貨商人》 | 3 |
魔法 | 枚数 |
《天使の施し》 | 1 |
《大嵐》 | 1 |
《手札抹殺》 | 1 |
《押収》 | 1 |
《ハリケーン》 | 3 |
《次元融合》 | 3 |
《貪欲な壺》 | 1 |
《オーバーロード・フュージョン》 | 3 |
《未来融合-フューチャー・フュージョン》 | 3 |
《強奪》 | 1 |
《早すぎた埋葬》 | 1 |
罠 | 枚数 |
《威嚇する咆哮》 | 3 |
融合 | 枚数 |
《サウザンド・アイズ・サクリファイス》 | 1 |
《魔人 ダーク・バルター》 | 3 |
《デス・デーモン・ドラゴン》 | 1 |
《ドラゴン・ウォリアー》 | 1 |
《異星の最終戦士》 | 1 |
《ガトリング・ドラゴン》 | 2 |
《サイバー・ツイン・ドラゴン》 | 2 |
《キメラテック・オーバー・ドラゴン》 | 3 |
《サイバー・エンド・ドラゴン》 | 2 |
《青眼の究極竜》 | 1 |
サイドデッキ
モンスター | 枚数 |
《デビル・フランケン》 | 3 |
《名工 虎鉄》 | 3 |
魔法 | 枚数 |
《継承の印》 | 1 |
《ビッグバン・シュート》 | 1 |
《神秘の中華なべ》 | 3 |
《レベル制限B地区》 | 2 |
罠 | 枚数 |
《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》 | 2 |
次元キメラの採用候補カード
モンスター |
《可変機獣 ガンナードラゴン》 |
《メカニカル・ハウンド》 |
《ドリルロイド》 |
《バトルフットボーラー》 |
《機動砦のギア・ゴーレム》 |
魔法 |
《リミッター解除》 |
《魂吸収》 |
《巨大化》 |
罠 |
《和睦の使者》 |
《魔のデッキ破壊ウイルス》 |
次元キメラの立ち回り
キルパーツを集める
ゲームの序盤はキルパーツを集めるためにリバースモンスターを置いてターンを返す立ち回りが理想です。
初手でリバースモンスターをセットできるように機械族で《キメラテック・オーバー・ドラゴン》の素材にもできる《魔装機関車 デコイチ》や魔法・罠カードを確実に回収できる《魔導雑貨商人》など多くのリバースモンスターが採用されています。
未来融合で一気に機械族モンスターを落とす
デッキ枚数を減らしてキーパーツを引き込むためにも《未来融合-フューチャー・フュージョン》がある場合には発動をして一気に機械族モンスターを墓地へ落としましょう。
一度に10枚以上の機械族モンスターを墓地へ落とせるため、残りのデッキ内にはキルに必要なパーツが残ることとなります。
継承の印でデビフラの特殊召喚も狙える
《未来融合-フューチャー・フュージョン》で《デビル・フランケン》(同名モンスター)を3枚墓地に落とすことで《継承の印》の発動条件が満たされて容易に特殊召喚をすることが可能です。
《オーバーロード・フュージョン》に頼らずとも《デビル・フランケン》からのワンキルや盤面崩しも可能であるとともに、《継承の印》は装備魔法なので、《名工 虎鉄》で手札に加えることもできます。
次元キメラの理想的な勝ち方
キメラでワンキル
《未来融合-フューチャー・フュージョン》と《オーバーロード・フュージョン》から《キメラテック・オーバー・ドラゴン》を特殊召喚して高い攻撃力によってワンショットを狙う動きがこのデッキの一般的な勝利方法です。
融合素材にしたモンスターの数だけ攻撃ができるため、展開されたガジェットなど標的となるモンスターが当時の環境では多く、パーツが揃ってしまえば容易にワンキルが可能でした。
次元融合が絡むと大量展開が可能
《未来融合-フューチャー・フュージョン》と《オーバーロード・フュージョン》に加えて《次元融合》が絡むといわゆる先攻制圧も可能です。
《未来融合-フューチャー・フュージョン》で魔法カードの使用ができなくなる《マジック・キャンセラー》と罠カードの使用ができなくなる《人造人間-サイコ・ショッカー》を落として《次元融合》によって並べることで、大半のデッキを封じることができます。
ガトリングで盤面を崩すこともできる
《オーバーロード・フュージョン》は《キメラテック・オーバー・ドラゴン》だけではなく、《リボルバー・ドラゴン》《ブローバック・ドラゴン》を素材とする《ガトリング・ドラゴン》の特殊召喚も可能です。
戦闘破壊ができないモンスターが並んでいる場合などは《ガトリング・ドラゴン》で盤面を崩すことも狙いましょう。
次元キメラの対策・有効カード
次元キメラの対策
サイクロンや砂塵の大竜巻で未来融合を破壊
《未来融合-フューチャー・フュージョン》の発動に対して《サイクロン》や《砂塵の大竜巻》で破壊をする動きが有効です。
《未来融合-フューチャー・フュージョン》が発動できなければ《オーバーロード・フュージョン》をはじめとする多くのカードを機能させなくすることができます。
戦闘破壊できないモンスターが有効
《キメラテック・オーバー・ドラゴン》に対しては《マシュマロン》や《魂を削る死霊》など戦闘破壊できないモンスターを並べるもの有効です。
《リボルバー・ドラゴン》や《ブローバック・ドラゴン》など破壊効果を持つモンスターに対しては注意しましょう。
次元キメラへの有効カード
威嚇する咆哮・和睦の使者
1ターンスキップすることができる《威嚇する咆哮》や《和睦の使者》は《大嵐》《ハリケーン》にも有効です。
フリーチェーンで発動できる罠カードであるため、《人造人間-サイコ・ショッカー》が特殊召喚される前の《次元融合》に対しても発動可能です。
コメント
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