遊戯王OCGの4期に収録されたザ・ロスト・ミレニアムの収録カードと注目ポイントをまとめた記事です。登場当時に注目を集めたテーマやカードを紹介している他、遊戯王の歴史についても触れているので、遊戯王の過去環境を調べる際の参考にしてください。
目次
ザ・ロスト・ミレニアムの登場日
パック発売日 | 2005年2月24日 |
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before | after |
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フレイミング・エターニティ | サイバネティック・レボリューション |
ザ・ロスト・ミレニアムの注目ポイント
アニメ遊戯王GXで活躍したカードの登場
ザ・ロスト・ミレニアムは遊戯王GXで活躍した「E・HERO」や「古代の機械」などの人気テーマが初登場したパックとなっています。この段階ではお世辞にも環境を上位を取れるパワーは持ち合わせておらず、少しずつサポートカードの恩恵を受けてデッキとして成り立つようになっていきます。
汎用的なカードは極端に少ない
テーマや種族に関連したカードが多く収録されたパックとなっているため、汎用的なカードは極端に少ないパックとなっています。規制を受けたカードもコントロール奪取系のカードが軒並み規制を受けた後の《洗脳-ブレインコントロール》のみとなっています。
極端に高いアジア版レリーフが多数収録
4期以降のアジア版レリーフは字レア以上のカード全てに存在しており種類が非常に多いことに加えて、汎用的なカードが少なかったことからザ・ロスト・ミレニアムに収録されている《古代の機械巨人》《ハネクリボー》《精霊術師 ドリアード》などのアジア版レリーフは高額で取引されています。
ザ・ロスト・ミレニアムの注目カード
洗脳-ブレインコントロール
《洗脳-ブレインコントロール》は《心変わり》や《強奪》と比較をすると下位互換となるが、これらのカードが規制を受けた後に【帝】デッキの生贄要員確保として使用されるようになりました。2007年中期以降には【帝】モンスターを中心とする上級モンスターデッキが流行して、制限規制を受けます。その後、シンクロ召喚が登場してからは相手のモンスターを活用しやすくなり多くのデッキに汎用的に採用されるようになります。汎用性の高さから2010年9月制限で4期初の禁止カード指定を受けます。
デス・ウォンバット
これまで環境に一定数存在していた【バーン】デッキのメタとして主にサイドデッキに採用された《デス・ウォンバット》が登場。効果によるダメージを0にできる永続効果でバーンデッキの天敵となっていた。また、ステータスもレベル3攻撃力1600と高く《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》《レベル制限B地区》を掻い潜り攻撃を仕掛けることも可能だった。
異次元の生還者
フィールドから除外されたターンのエンドフェイズ時に特殊召喚ができる下級モンスター《異次元の生還者》は登場した当時は除外できるギミックが少なかったこともあり、ほとんど注目を受けなかったカードです。しかし、同じ4期の後半に登場した「エネミー・オブ・ジャスティス」で《次元の裂け目》《マクロコスモス》が登場したことで脚光を浴びることになります。墓地利用が流行した2009年中期には除外カードを軸とする【次元エアトス】が登場して、様々な派生系が誕生する中でこの《異次元の生還者》が採用されることもありました。
ザ・ロスト・ミレニアムの収録カード一覧
《E・HERO バーストレディ》
《E・HERO クレイマン》
《E・HERO スパークマン》
《ハネクリボー》
《古代の機械巨人》
《古代の機械獣》
《古代の機械兵士》
《ミレニアム・スコーピオン》
《アルティメット・インセクト LV7》
《ロストガーディアン》
《ヒエラコスフィンクス》
《クリオスフィンクス》
《モアイ迎撃砲》
《メガロック・ドラゴン》
《ダミー・ゴーレム》
《グレイヴ・オージャ》
《マイン・ゴーレム》
《モンク・ファイター》
《マスターモンク》
《ガーディアン・スタチュー》
《メデューサ・ワーム》
《異次元の生還者》
《ミドル・シールド・ガードナー》
《白い忍者》
《地霊使いアウス》
《水霊使いエリア》
《火霊使いヒータ》
《風霊使いウィン》
《電池メン-単三型》
《デス・ウォンバット》
《ワイトキング》
《大邪神 レシェフ》
《精霊術師 ドリアード》
《E・HERO フレイム・ウィングマン》
《E・HERO サンダー・ジャイアント》
《天よりの宝札》
《洗脳-ブレインコントロール》
《受け継がれる力》
《ダブルアタック》
《充電器》
《ゴッドハンド・スマッシュ》
《ドリアードの祈り》
《大邪神の儀式》
《伝説の黒帯》
《ニトロユニット》
《うごめく影》
《鉄壁の布陣》
《ヒーロー・シグナル》
《ピケルの読心術》
《岩盤爆破》
《コザッキーの自爆装置》
《融合失敗》
《レベル変換実験室》
《岩投げアタック》
《墓場からの誘い》
《トークン謝肉祭》
《魔力終了宣告》
《王宮の陥落》
《孤高の格闘家》
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